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香川県(讃岐)

73番札所 出釈迦寺|奥の院・捨身ヶ嶽禅定への急坂と稚児大師伝説

2017/06/04

捨身ヶ嶽へ向う途中の景色

どうも、神と人間のハーフ、元自衛官ひだりゅー(@dakahi3776)でぇ~す!

さて、今回紹介する73番札所「出釈迦寺(しゅっしゃかじ)」に参拝する際、体力と時間に余裕があれば、ぜひ奥の院「捨身ヶ嶽禅定(しゃしんがたけぜんじょう)」へ足を伸ばして欲しいです。

そして、7歳の弘法大師がお釈迦様に出会うために飛び降りたとされる岩場「大師捨身のお行場」で雄大な景色を眺めながら、色々と物思いに耽ってみるのもこれまた一興かと思います。

(参拝した日:2015‎年‎10‎月‎27‎日)

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出釈迦寺の歴史|捨身ヶ嶽伝説

弘法大師が真魚(まお)呼ばれていた7歳の時、我拝師山に登り

「将来仏門に入って、仏の教えを広め多くの人々を迷いから救いたい。この願いが叶うかどうか、お釈迦様の証をお示しください。もしもそれが叶わないなら、この身を諸仏に供養としてささげます。」

と願い、断崖絶壁から飛び降りました。

すると、紫色の雲が湧き、羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。

天女が真魚を飛び降りた場所に戻すのと同時に紫色の雲が湧き、釈迦如来が現れ「一生成仏」と宣し、彼の願いが成就されました。

真魚の奇跡

その後、成人した弘法大師は、お釈迦様のお姿を拝んだお山というところからこの山を「我拝師山(がはいしさん)」と名付け、山頂に釈迦如来像を刻んで安置し、堂宇を建て「出釈迦寺(しゅっしゃかじ)」と名付けました。

この場所は「捨身ヶ嶽禅定」といわれ元は札所でしたが、1600年代半ばに我拝師山の麓に寺が建立され、1920年(大正9年)に札所は麓の寺に移されたので、今は奥の院としての役割を果たしています。

また出釈迦寺は、大師が虚空蔵菩薩の真言を100万回唱える「虚空蔵求聞持の法」の修行をした地としても知られており、院号の「求聞持院」もここから来ているそうです。

出釈迦寺の施設

まずはお遍路でおなじみの山門から境内に入っていきます。

出釈迦寺山門

2008年に落慶したばかりの(四国霊場の中では)真新しい山門となっています。

出釈迦寺本堂

出釈迦寺本堂。

弘法大師作の本尊・釈迦如来はすだれ越しにうっすらと浮かび上がっていました。

大師堂

続いて大師堂。

大師像のまとう緋色の衣は定期的に新調されそうです。

さて、ここまでトントン拍子で書いていったのは、出釈迦寺はマジで書くことがないからです。

至って普通のお寺。強いて言えば、休憩所があったのが有難かったぐらい?

ですが、ブラウザバックするのはまだ早い!

というのも、今から紹介する奥の院「捨身ヶ嶽禅定」は、マジで行くべき激アツスポットなのですから!

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奥の院「捨身ヶ嶽禅定」がヤバすぎるwww

日本トップクラスの急坂を登れッ!

奥の院「捨身ヶ嶽禅定」へは、出釈迦寺から距離約1.5km、標高差約300mを登る必要があります。

だいたい徒歩で40分くらいで行けるとのことですが、納経所に頼むと500円で奥の院山門直下駐車場まで自動車での乗り入れが許可されます。

ただ、最初に行っておきますが、車の運転に自信のある人以外は徒歩を強くオススメします。

なぜならば・・・

捨身ヶ嶽禅定への急坂

 

ギャアアアアア

 

捨身ヶ嶽禅定への急坂

 

キイィーーーーーーンッ

 

捨身ヶ嶽禅定への急坂

 

ドギャアアアアアンwww

 

写真ではわかりにくいですが、日本で1番傾斜のある国道として有名なあの暗峠に匹敵するくらい、捨身ヶ嶽禅定への道は急傾斜なのです。

これには頭文字Dの藤原拓海も真っ青。

ってか、これ軽自動車登れなくね・・・?

奥の院禅定 根本御堂(ねもとみどう)

捨身ヶ嶽禅定 山門

日本屈指の急坂を登りきると、捨身ヶ嶽禅定の山門へと辿り着きます。

山門をくぐり、石畳の美しい参道を歩くと、点在していた小さなお堂を統合して建てられた「根本御堂(ねもとみどう)」が建っています。

根本御堂

禅定は300年前までは出釈迦寺本堂として信仰を集めていました。

根本御堂の右脇には小さな通路があり、幼き大師が飛び降りた聖地「捨身ヶ嶽の行場」へと続いています。

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岩場を登り、聖地・大師捨身のお行場へ・・・

捨身ヶ嶽の行場への入口

いよいよ行場も本番、山登りの開始となります。

捨身ヶ嶽の鎖

山登りというよりかは、もはや岩登り。

その険しさのあまり、チェーンが用意されています。ヤバい。

このように登山道は大変危険になっていますので、動きやすい服装や靴で登りましょう(本気)

大師捨身のお行場

登山口から鎖を使って岩場を50m程登ると、稚児大師(ちごたいし)の像がありました。

そう、ここが幼き大師が身を投げたといわれる聖地「大師捨身のお行場」であります。

大師捨身のお行場から根本御堂を見下ろす

稚児大師像から根本御堂と山門を見下ろす。

こうして見ると結構登ったんですねぇ~

ってか、7歳の子どもがこんなところからよく飛び降りようと思ったな。

私もやってみようと思ったのですが、普通の神経じゃまず無理ですね。

ただ足がガクガクと震えるだけでした。

やばい、ヤバすぎるぞ真魚君wwww

大師捨身のお行場からの景色

大師捨身のお行場からの景色

↑大師捨身のお行場からの景観。

山門が標高380mらしいので、ここが大体標高430mくらいでしょうか?

天気が良かったのもあり、瀬戸内海に浮かぶ島々までくっきりと見ることが出来ました。

我拝師山山頂

ちなみに私は我拝師山の山頂まで登ってみたのですが、木々に囲まれており、景観もあまりよくありませんでした。

なので、特に用がない限りは大師捨身のお行場でUターンするべきでしょうね。

登れない方のための捨身ヶ嶽禅定遥拝所

捨身ヶ嶽から急坂を下って、再び出釈迦寺境内へ。

ここには、捨身ヶ嶽禅定まで登れない方のための遥拝所が用意されています。

遥拝所

石碑には、身を投げる空海とそれを救う釈迦如来と天女の図が描かれています。

ここからは捨身ヶ嶽禅定の建物を望むことができます。

捨身ヶ嶽禅定まで登れなくても、ここで念仏を唱えると登ったのと同じぐらいのご利益があるといわれます。

 

 

 

 

 

 

 

はあ?ふざけんな(マジギレ)

 

まあ、スリル溢れる岩登りと美しい景観、そして弘法大師の聖地に直で行けたのだから良しとしましょう!

出釈迦寺へのアクセス

〒765-0061
香川県善通寺市吉原町1091

その他情報

寺名 我拝師山 求聞持院 出釈迦寺
宗派 真言宗御室派
本尊 釈迦如来
創建 奈良後期〜平安時代前期
開祖 弘法大師
真言 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
ご詠歌 迷ひぬる 六道衆生 救はんと 尊き山に いづる釈迦寺
駐車場 普通車約10台・無料
宿坊 なし
電話 0877-63-0073
HP 出釈迦寺

前後の札所

 

72 曼荼羅寺 -- (0.5km)-- 73 出釈迦寺 -- (2.2km)-- 74 甲山寺

 

by.ひだりゅー

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