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徳島県(阿波)

12番札所 焼山寺|難所「遍路ころがし」。境内の杉の巨木は圧巻…

2017/10/04

 

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へんろころがしがヤバイ

 

第12番札所「焼山寺(しょうさんじ)」はこの一言に尽きます。

では、どうぞその道中をご覧下さい。

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 焼山寺の概要

焼山寺山8合目近く(標高700m)にあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所。

深い山中にあるため、四国八十八箇所霊場の中でも随一の難所として知られる。

また、阿波霊場三難所の1つにも数えられ「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれる。

一本杉大師像

寺伝によれば大宝年間(701年~704年)、役小角(役行者)が開山し庵を結び蔵王権現を祀った。

後に大師が弘仁6年(815年)に訪れ、火を吹く大蛇を退治する際に山が「焼山」となってしまったので「焼山寺」と名付けられた。

へんころがし

遍路道概要

 

11番 藤井寺 -- (3.2km)-- 長戸庵 -- (3.4km)-- 柳水庵 -- (2.2km)-- 浄連庵(一本杉庵) -- (4.1km)-- 12番 焼山寺

 

合計12.9kmの山道を踏破する。

藤井寺からの焼山寺道入口には

健脚5時間、平均6時間、弱足8時間

の所要時間の目安が書かれた標識がある。

なお、記事中に記してある経過時間は、26歳健脚男子のものであります。

長戸庵まで

へんころがし入口

まずはへんころがし入口へ

女子は3.2km先の「長戸庵」まで、男子は6.6km先の「柳水庵」までお手洗いが無いので、出発前に済ませておこう。

この時点で時間は午前11:30。

では、いざスタート!

へんころがし道中

まずは、ひたすら登り!

あぁ~足が鍛えられていくんじゃ~^

端山休憩所

出発から約20分後の11:51。

「端山休憩所」通過。

休憩所からの景色

↑休憩所からの景色

水大師

出発から‏‎約45分後の12:17。

水大師で水分補給。

水分補給

キンキンに冷えてやがるっ・・・!!

犯罪的だ・・・うますぎる・・・

染み込んできやがる・・・体に・・・

へんころがし応援ポップ

途中で見かけた応援ポップ。

「無理をしないで、でも、頑張って!」

どっちやねんwww

長戸庵

そして、出発から約1時間後の12:33。

ついに最初のチェックポイントである長戸庵(ちょうどあん)へ。

標高は440m。弘法大師が焼山寺に行く途中で最初に休憩した場所と伝えられている。

長戸庵の名は、一息入れるのに「ちょうど塩梅良き」場所であるということに由来。

長戸庵・女子トイレ

こちらには女子小便専用トイレが設置してあった。

男子は3.4km先の柳水庵まで我慢だぞ(ニッコリ)

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柳水庵まで

長戸庵を撮影後、私は休憩無しで再び足を進める。

へんころがし展望台

12:41。

長戸庵からそんなに離れていないところに屋根付き休憩所を発見。

展望台からの景色

ここからの眺望はとにかく素晴らしかった。

眼下には、吉野川が四国の大地を龍のようにうねっている姿を観る事が出来る。

へんころがし道中2

雄大な景色を楽しんだ後は、またトレッキングへ。

そんなこんなで進んでいくと・・・

柳水庵屋根

屋根付きの建物を発見。

柳水庵

‏‎13:29、出発から約2時間。藤井寺より6.6km。

私は、柳水庵(りゅうすいあん)に到着した。

標高は500m。

昔、大師がこの地で休息した際に水を求めた。

しかし、水がなかったので柳の枝に加持を施して掘ったところ水が湧き出したと言われる。

現在も伝説にちなんだ「柳の水」と呼ばれる湧水がある。

柳水庵トイレ

先ほど用を足しそこねた男性もここにはトイレがあるので一安心。

柳水庵・簡易休憩所

そして、へんころがしの中間ということもあってか、柳水庵の近くには地元有志によって建てられた無料休憩所がある。

柳水庵休憩所内

屋根も窓も水もあるので、宿泊するには十分な施設だ。

余談ではあるが、私が敬愛するひろし三万石氏もここで一夜明かしたそうだ↓

『巡礼3日目―5』 ひろしの奇妙なお遍路~歩くのはオレとスタンドだ~

『巡礼4日目』 ひろしの奇妙なお遍路~歩くのはオレとスタンドだ~

浄蓮庵(一本杉庵)まで

柳水庵から進む

柳水庵を超え、更に奥へ進む。

応援札

「頑張って下さい」

と、応援の札も。

ただ、この時はまだまだ体力的に余裕があった。

そう、この時点では・・・

へんころがし

そして、どんどん山を登っていくと・・・

浄蓮庵

14:15。出発から2時間45分。

徳島県指定天然記念物の左右内の一本杉弘法大師像へ。

浄蓮庵

一本杉に隣接する形で浄蓮庵(じょうれんあん)が建っている。

藤井寺より8.8km。焼山寺道では最も高い標高745m。

大師が焼山寺に向かう途中、ここで木の根を枕に仮眠した。

その時、夢の中に阿弥陀如来が出現したので、尊像を刻み安置したことに由来すると伝えられている。

この際に杉を植え、大木・左右内の一本杉となったと言われる。

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焼山寺まで

浄蓮庵から焼山寺までは、V字型下って上る形となる。

浄蓮庵からの下り

まずはひたすら下山。

左右内集落

14:53。

左右内(そうち)集落へ

左右内集落内

写真のように民家の間をすり抜ける形で遍路道は続く。

この間もまだまだ坂道を下っていく。

下りすぎて正直、道を間違えてはいないか不安になった。

下りの終点の橋

15:06。

このボロボロの橋まで下ると、一気に上り坂へと変貌する。

上り道

地獄・・・圧倒的地獄・・・ッ!

下りで足をパンパンに使ってからの登りなので、ここからは身体的にも精神的にも堪えた・・・

へんころがし・ラストの登り

「できるかどうかじゃない!やるんだっ!」

「耐えることなくして勝利はないんだっ!」

弱い自分を励ましながら一歩一歩大地を踏みしめて行く。

石畳

そして、登り続けること約30分・・・

ついにゴールが見えてきた!

へんころがし突破!!

焼山寺、参道

ここから焼山寺の参道へと入ります。

寝転ぶ仏

道沿いの涅槃仏さんも私を歓迎してくれている様だ。

参道

そして、参道を歩いた先には・・・

山門前

山門へと続く階段がッ!?

ラストスパートだ!!

そして・・・

到着!

僥倖っ・・・!

なんという僥倖っ・・・!

15:49、藤井寺出発から約4時間20分後。

私は、無事に焼山寺に到着しました。

到着後

 

大師、ありがとうございますっ・・・!

 

感謝っ・・・!圧倒的感謝っ・・・!

 

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境内、及び周辺の施設

山門

焼山寺山門

焼山寺境内

境内は樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)が並び、巡礼者を迎えている。

本堂

真言:のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか

焼山寺・本堂

写真左手が本堂。

参拝者アップ

先達に率いられたツアー参拝者ら。

高齢者ばかりであったのが印象的。

大師堂

焼山寺大師堂

焼山寺大師堂。

大師堂・参拝者

先ほどのツアー遍路さん達。

先達の拍子木(ひょうしぎ)に合わせて、念仏を唱えている。

三面大黒天

中央が大黒天、右面が毘沙門天、そして左面が弁財天の像。

本堂左横のお堂に安置。

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杖杉庵

杖杉庵・杉

杖杉庵(じょうしんあん)は、最初に四国八十八箇所を巡った衛門三郎が終焉したと伝えられる地に建てられたお堂。

焼山寺境内から車道1.6キロほど下ったところにあり、四国八十八箇所霊場番外札所である。

杖杉庵お堂

お堂。

以前はここに住職がいたが、現在は無住となっており焼山寺が管理している。

なお、納経印は焼山寺で受けることが出来る。

衛門三郎と弘法大師

衛門三郎と弘法大師像。

死の間際に現れた大師に三郎が今までの非を泣いて詫びるシーンだと思われる。

ご詠歌:忍辱の しもとの力 強くして 夜叉も羅刹も とりひしぐなり

焼山寺へのアクセス

〒771-3421
徳島県名西郡神山町下分字中318

【11番藤井寺より】
11番からは192号を経て、石井町経由し県道20号線を利用すると便利。

【JR徳島駅より】
JR徳島駅から国道438号線を神山町方面へ。城西高神山分校隣の雑貨店の横を右折し、橋を渡って山中へ。

その他情報

宗派:高野山真言宗

本尊:虚空蔵菩薩

真言:のうぼう あきゃしゃ きゃらばや

   おん ありきゃ まりぼり そわか

ご詠歌:後の世を 思へば恭敬 焼山寺 死出や三途の 難所ありとも

駐車場:各車種あわせ70〜80台     
    志納料として普通車 300円
    ワゴン車 500円 ・大型車 1,000円

宿坊:あり(30人・要予約・冬季休業)

前後の札所

 

11 藤井寺 -- (12.9km)-- 12 焼山寺 -- (20.8km)-- 13 大日寺

 

 

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by.ひだりゅー

                          

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