静岡県

東海館|温泉街の風情と昔の職人技が光る伊東のシンボルマーク

2018/01/11

東海館 外観

どうも、日本一周ライダー@ひだりゅー(@dakahi3776)です。

東海館とは、伊東市内を流れる松川沿いに建つ大正末期から昭和初期の温泉情緒をいまに残す木造温泉旅館のことです。

松川遊歩道」から眺める建物の景観は、伊東市民にとってはお馴染みの光景の一つでもあります。

今回の記事では、2017年の正月に友人と2人で行ってきた際のものとなっております。

ではでは、どうぞ~

スポンサードサイト

東海館の歴史

東海館 入口

昭和3年(1928年)、地元材木商であった稲葉安太郎によって創業されました。

幾度かの増改築を行い、その都度職人らが腕を競うかのように素晴らしい建築美を披露しました。

平成9年(1997年)、70年近く続いた旅館の長い歴史に幕を下ろし、建物は市に寄付されます。

平成11年(1999年)、昭和初期の旅館建築の代表的な建造物として後世に残す必要があるという理由から市の文化財に指定。

平成13年(2001年)には観光施設となり、自由に見学することが出来るようになりました。

ぜひ泊まってみたくなる客室

では、入場料を払っていざ見学へ!

東海館玄関

正月ということもあってか、室内は厳かな雰囲気が漂います。

写真の直前まで元旦の催し物をやっていたそうなのですが、あいにく僕は寝坊してしまい見れずじまい。

東海館 はっぴ

案内用の旗や従業員の法被(はっぴ)が展示してありました。

この服を来て、伊東駅までお客さんをお出迎えしていたのでしょうか?

東海館 廊下

老舗旅館らしい趣のある廊下。

雰囲気からして高級感半端ないですね。

各客室入口には目印となる芸術的な流木、奇木が入口に飾られています。

東海館 客室

客室。

窓から見える松川が景観にいい味を出しています。

ここに来るまで松川を美しいと思ったことさえ無かったので、それだけ客室の造りが素晴らしいということなのでしょう。

東海館 客室

昔の文豪や政治家などもこの東海館を使っていたそうです。

一泊いい値段するんだろうなぁ~

東海館 客室

どの客室も障子や飾り窓に個性的なデザインが施されています。

こちらの部屋のだと静岡名物の「富士山」が描かれていますね。

120畳の大広間には芸者さんが!?

大広間

3階は120畳のめっちゃ広い大広間があります。

きっと、ここでは毎晩のように大規模な宴席が設けられたのでしょうね。

まあホテル従業員の目線で見れば、あまりいい気分にはなれませんでしたがw

東海館 芸者

大広間の端には芸者さんと芸を楽しむお客さんのマネキンが置かれていました。

僕は芸者さんのいる宴会に参加したことがないので、この楽しそうにしている人形ですら羨ましく思います。

スポンサードサイト

伊東市にまつわる展示ルーム

客室を利用した伊東市にまつわる展示ルームも東海館には数多く存在します。

三浦按針

江戸時代初期に徳川家康に外交顧問として仕えたイングランド人「ウィリアム・アダムス」の部屋。

日本に初めて上陸したイギリス人と言われ、三浦按針(みうら あんじん)の日本名を与えられ、武士として生きることになりました。

徳川家康の命を受け、伊東に日本初の造船ドックを設けて80tの洋式帆船を建造し、その偉大な功績は現代でもなお「按針祭」という形で引き継がれています。

東海館 源頼朝

続いては「源頼朝」とその最初の妻「八重姫」の伝説を扱った部屋へ。

八重姫の父親で朝の監視役であった「伊東祐親」についての解説もありました。

祐親は平家にはばかり、二人の仲を裂いた上に2人の息子「千鶴丸」を松川の上流、とどろきの淵に沈めたそうです。

まあ、時代が時代だからってのもあるでしょうが、今やったら確実に逮捕されるな・・・。

伊東市の芸術の展示ルーム。

なぎさ公園でお馴染みの伊東市在住の彫刻家「重岡建治」氏の作品が展示されていました。

先生の作品がポケストップなので、ポケモンGOではいつもお世話になっております!

伊東の街が一望できる望楼へ

最後に4階にある望楼へ上ってみました。

東海館 望楼

望楼の定員は10名。

幸いにもこの時は先客は居らず、待ち時間なく上がれました。

昭和24年(1949年)に建築されました。

増築当時、周辺は低層建物のため、望楼からの眺望は素晴らしく天城山がよく見えたそうです。

流石に半世紀以上経った今だとここ以上に高い建築物が増え、眺望も素晴らしいとは言いがたかったですが、伊東温泉街の雰囲気をその景観から感じ取ることは出来ました。

土・日・祝日には東海館の温泉に入れる!?

現在では旅館業は廃止されていますが、土・日・祝日には東海館の温泉に入れるそうです!

大浴場と小浴場の二つがあり、男女入れ替え制になっています。

料金は入館料込みで大人500円・小人300円。

以下の記事が詳しいので、気になる方は読んでみて下さい。

東海館の湯 | 伊東のんびり散歩

東海館へのアクセス、営業情報

伊東駅から徒歩7分(600m)

伊豆東海バス「本町」バス停から徒歩1分(100m)

住所 静岡県伊東市東松原12-10
営業時間 9:00~21:00
(喫茶は10:00~17:00)
定休日 毎月第3火曜日(祝祭日の場合は翌日)
入館料 大人200円 子供100円
駐車場 なし

個人的満足度&感想

 

★★★

(Bランク・一般的観光地)

 

非日常感 ★★☆☆☆
景観 ★★★☆☆
料金設定 ★★★★☆

全体的に落ち着いた感じがある老舗の雰囲気がありました。

旅館そのものだけではなく展示品などで伊東について勉強出来たのも良かったです。

大正昭和の高い職人技術を見ようと建築家が訪れることもあるそうですので、そういう方面から見るとまた違う感想になるかもしれませんね。

by.ひだりゅー

スポンサードサイト

↓コメントやシェアして頂けると励みになります!

                          

-静岡県
-, , , , , , , ,