静岡県

須山浅間神社|世界遺産にも選ばれた富士山須山口登山道の起点

2016/10/16

どうも、ひだりゅーです。

今回紹介するのは、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている静岡県裾野市の「須山浅間神社」

一般的にはあまり知られていない富士山須山口登山道の起点となる浅間神社であります。

★観光した日

‎2016‎年‎1‎月‎5‎日

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概要

須山浅間神社

須山浅間神社の境内

須山口に鎮座しており、古くから須山口登山道を通って山頂を目指した登山者が、みそぎを行い登山の安全などを祈願しました。

社伝によると、人皇12代景行天皇の御代(110)、日本武尊が東夷征伐の時に創建したとされ、遅くとも1524年には存在していたことが棟札(神社などで、新築や修理の際、工事の由緒・年月日・建築者などを記し棟木に打ちつけた木の札)により確認できます。

須山口登山道

須山口登山道とは、須山浅間神社を起点とする登山道です。

地図を見る限りでは、現在の富士宮ルートと御殿場ルートの間を通っていました。

登山道としての始まりは大同3年(808年)と言われ、江戸時代の初期には登山者が年間5千人を超えたことも多くあったと記録されています。

※一概に比較は出来ませんが、近年の登山ブーム時の富士宮ルートの年間登山者数が78,614人(2010年)。

御殿場ルートが17,709人(2013年)。参考までに。

須山浅間神社前の石碑

が、宝永4年(1707年)の宝永大噴火により、須山口五合目が大噴火、登山道が消滅してしまいました。

勝田惣次郎とその息子の勝田茂衛門によって、完全に復興するに至ったのは約70年後の1780年のことでありました。

明治16年(1883年)に御殿場口の開削されて、須山口2合8勺に連結。

明治22年(1889年)に東海道線の開通により、駅から近い御殿場口が賑わうようになり、須山口は衰退の一途を辿ります。

そして、明治45年(1912年)に旧陸軍の演習場として撤収され、とうとう廃道となりました。

須山浅間神社鳥居

時は流れ、平成9年(1997年)6月、富士宮口新6合目に繋がる須山口登山歩道が完成し、85年ぶりに須山口が復活することになりました。

平成11年(1999年)7月には須山口下山歩道が完成、現在の須山口が形成されました。

須山浅間神社に行ってみた!

鳥居と歴史を物語る杉の巨木達

須山浅間神社鳥居

社叢(神社を囲むようにして存在している森林)には、樹齢400~500年以上とされる20本程の杉の巨木があります。

中には太さが周囲7m程もあるものも!?

これらの木々は須山浅間神社の長い歴史を物語り、厳粛な雰囲気を漂わせています。

 改修されたばかりの拝殿と昔ながらの古宮

社殿

鳥居をくぐり、階段を登ると2013年に改修されたばかりのまだ真新しい拝殿が建っていました。

この建物内には、江戸時代後期の文政6年(1823年)に建立されたと伝えられている本殿があります。

古宮

本殿の近くには、慶長16年(1611年)に建てられた古宮が安置されていました。

古宮の様子

文政6年(1823年)に新しい本殿が建てられるまで、この古宮が現本殿位置に鎮座していました。

アクセス

所在地:静岡県裾野市須山722

個人的評価

 

★★

(Cランク・ちょっとしたスポット)

 

以下、評価理由

・参道の杉の巨木達の雰囲気。

・世界遺産

・境内の施設、規模が普通。

上記の理由により、Cランクとさせて頂きました。

観光地としてはイマイチですが、富士講を信仰する方、もしくはその歴史を調査をする人などにとっては、かなり重要なスポットであるには違いありません。

終わりに

以上が、世界遺産にも選ばれた須山浅間神社のレビュー記事となります。

上にも書きましたが、参道の巨木以外は一見普通の神社に見えました。

が、そこに蓄積されてきた歴史は、日本史においてとても貴重な物ばかりであります。

もしあなたが富士山を須山口登山道で登る際は、古き時代に習って、ここで安全祈願をしてみませんか?

by.ひだりゅー

 

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