どうも、ひだりゅーです。
今回紹介する「白米千枚田」(しろよねせんまいだ)ですが、2006年5月に当時の小泉純一郎首相がこの地を訪れ
「絶景だよ、絶景」
と言わしめたエピソードを持つ、もの凄いスポットであります。
という訳で、僕も実際にその絶景を拝みに行くことに。
皆様は、その時のレポートをお楽しみくださいまし。
(2013.06.17観光)
概要
「白米の千枚田」(しろよねせんまいだ)とは石川県輪島市白米町にある棚田のこと。
能登半島北岸を走る国道249号と日本海との僅かな崖地に作られています。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
名前の由来
名前の由来には諸説があります。
一つ目が小さな田んぼが1000枚以上あるため「千枚田」だという説。
そしてもう一つが「狭い田」(せんまいだ)が転じて、「千枚田」だという説があります。
ちなみに最も小さい田の面積は、0.2平方メートル程度(20cm四方の四角形を連想してください)
年間2万円であなたもオーナーに!?
現在は田の所有者を中心に組織された白米千枚田愛耕会による「オーナー・トラスト制度」が取られており、年間2万円でマイ田んぼを1枚持てることができる。
オーナーとなる条件は以下の通り。
- 白米千枚田の景観保全には稲作が必要であることを理解され、米作りをする意欲のある方。
- 時間を気にせず、体力と忍耐を必要とし、生産の喜びがある米作りをする意志のある方。
- 稲作作業を通じて地元耕作者と交流を深めたい方。
出典:Wikipedia
また、オーナーの特典として、
・収穫米(ハザ干しコシヒカリ)10kg
・地元山菜
・マイ田んぼにオーナー表札建立
がついてくる。
先に紹介した小泉純一郎氏、そして息子の進次郎氏も、マイ田んぼをもつオーナー。
まさに小泉家に二代渡って寵愛されているのであります。
他には、「ゴルゴ13」のさいとう・たかを氏、「デビルマン」の永井豪氏、「あしたのジョー」のちばてつや氏らもマイ田んぼを所有しています。
えっ・・・何か物凄いメンツやんけ・・・(唖然)
ってか、この3人は仲良かったんですね、知らなかったw
日本初の世界農業遺産の登録へ
「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれる白米千枚田。
そんな日本の原風景たる千枚田は、2011年6月、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
以下「世界農業遺産って何?」って方のための説明文↓
国際連合教育科学文化機関(UNESCO(ユネスコ))が推進する世界遺産が、遺跡や歴史的建造物、自然など「不動産」を登録し保護することを目的としているのに対して、世界農業遺産は、地域のシステムを認定することで保全につなげていくことを目指しています。
アクセス
住所:石川県輪島市白米町99−5
評価
個人的評価:★★★
(B・都道府県クラス)
評価に関しては
・海と棚田のコラボレーションした美しい景観
・規模の広さ
・天候不順
などを考慮してBとさせて頂きました。
終わりに
↑小泉元首相を意識したスマイルの筆者。
以上が、白米千枚田のレビュー記事となります。
今回は見れませんでしたが、ここから見る夕日はとても美しいそうです。
また、時期によってはイルミネーションもやっているのですって!
年間2万円からマイ田んぼを持てるってのも素晴らしい。
いやはや、今度は天気のいいときにまた行きたいスポットですね~
by.ひだりゅー
世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS):ジアス)は、2002年(平成14年)、食料の安定確保を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」(FAO、本部:イタリア・ローマ)によって開始されたプロジェクトです。
世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことです。