青森県

白神ライン|42kmのダート区間をバイク(スクーター)で爆走!熊も出現?

2016/11/21

どうも、日本一のチャレンジャーことひだりゅーですわ。

突然ですが、皆さんは「険道」というものをご存知でしょうか?

険道とは県道に指定されておきながら、初心者マークでは走破することがかなり難しい整備状態の悪い道路の俗語でありんす。

類義語の国道にあるまじき「酷道」が比較的有名です。

さて、今回僕が紹介する青森県道28号線、愛称白神ラインもその険道の一つなんですよねぇ~。

★観光した日

2013年7月18日(日本一周旅行中)

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白神ラインの概要

正式名称は青森県道28号岩崎西目屋弘前線。

白神山地を経て中津軽郡西目屋村に至る約42kmは未舗装のダートであります。

上の地図がそのおおよその区間であり、見てわかるように木立が深い山の中を突っ切っており、もしここでエンストしようものならばツキノワグマのご飯になること間違いありません(大げさ)

この道路、本来は日本海側と弘前市との物流強化のために計画・建設されましたが、上記の事情により迂回ルートの方が早くついてしまう圧倒的矛盾を孕んでいます。

なお、「白神ライン」との愛称で呼ばれますが、実は白神山地の世界遺産地域を通過していない。

う、嘘つきやんけ・・・

ひだりゅー、果敢にもスクーターでチャレンジ

というわけで、2013年夏。

僕は、この白神ラインをヤマハのビッグスクーター「マジェスティ」で走ることにしました。

理由?楽しそうだから(楽観)

ここからはその時の様子を時系列で追っていきます。

白神ラインの入り口

【11:45】

白神ライン入り口

西津軽郡深浦町。

ここで白神ラインは国道101号線から分岐します。

しばらくはどこにでもありがちな田舎道を走っていくのだが、まるですぐに引き返せと言わんばかりに注意勧告の看板が道路の所々に建てられているのが印象的であった。

 

【12:06】

ダート道入り口

「この先42kmは砂利道です」

最終勧告がなされる。

が、ひだりゅーこれを華麗にスルー。

ダート開始~追良瀬川まで

【12:09】

ダートの始まり

県道の長いカーブを抜けると砂利道であった。

タイヤの底が白くなった。信号?そもそもそんなもの無かった。

 

【12:16】

ダート道の途中

所々、舗装路となりますが、すぐにダート道へ引き戻される。

 

【12:26】(ダート突入から17分)

最初の案内標識

(多分)最初の案内標識。

目的地の弘前まであと73kmもある・・・

ってか、お尻痛い・・・

早くも白神ラインに入ったことを後悔してしまう俺。

 

【12:49】(突入から30分)

shirakami-line-river-001

追良瀬大橋。

追良瀬川の流れ

追良瀬川の流れ。

透明度は抜群で夏のせいか流れる水の量も多かった印象でした。

天狗峠~赤石大橋

【13:12】(突入から1時間3分後)

天狗峠

深浦町と鰺ヶ沢町の境目「天狗峠」へ。

目的地の途中である西目屋村までですら、まだ43kmもあります。

先はまだまだ長かぁ・・・

ダート道

市町村が変わった所で、厳しいダート道であることは変わらず・・・

 

【13:22】

白神山地

途中で撮影した風景。

ってか、景色の中に人工物が全く無いんですがw

当然、スマホの電波(au)も届かないので、ここでエンストしようものならばマジで死の影が近づきますわぁ・・・

 

【13:38】(突入から1時間29分)

明石大橋と公衆トイレ

赤石大橋と公衆トイレに到着。

ここで休憩がてらに用を足したのですが、こんな山奥にあるにもかかわらず驚いたことに水洗トイレでした。

長崎の離島にある爺ちゃん家もこれを見習って、さっさと水洗トイレにして欲しい。

なぜなら、財布落とした時点で社会的に終わるけん(実体験)

くろくまの滝分岐点~ツキノワグマとの遭遇

【13:55】(突入から1時間46分)

くろくまの滝分岐点

「くろくまの滝」の分岐点へ。

精神的にも肉体的にも疲れていた僕は行かずじまいとなりましたが、あとで調べてみるとここは「日本の滝百選」にも選ばれている場所。

行けばよかったっちゃん\(^o^)/

↓参考画像

くろくまの滝出典:Wikipedia

 

【13:57】(突入から1時間48分後)

ツキノワグマ遭遇場所

 

野生のツキノワグマと遭遇ばい!

 

バイクで走行中10mくらい前方、左手の藪の中から成体のクマが飛び出してきました。

距離もあったので、写真を撮ろうと停車したところ、突然の黄色い物体とそれに跨る短足人間様に驚いた憐れな熊さんは、大急ぎで出てきた場所へとんぼ返りして森の中に消えてしまいました。

上の写真はガッカリ記念にパシャリと撮ったものです。

道端の滝~土砂崩れ

【14:04】(突入から1時間55分経過)

白神ラインの石碑

白神ラインの石碑。

モデルはキツツキだろうか?

否、ペンギンかっ!?(錯乱)

 

【14:12】(突入から2時間3分経過)

道端の滝

オフロードの端を流れ落ちる小さな滝。

なんというか、自然そのままですね。

 

【14:22】(突入から2時間13分経過)

土砂崩れ看板

ダート道唯一の交通信号。

赤信号が点灯したら対向車ではなく、土砂崩れが来ているというのが白神ラインらしい。

土砂崩れの様子

土砂崩れの様子。

幸いにも復旧作業は進んでいた。

ってか、よく見たら土嚢崩れそうやない・・・?俺の気のせい?

津軽峠~マザーツリー

【14:31】(突入から2時間22分経過)

津軽峠

津軽峠に到着!

ここにはバス停があったので、興味本位で運行時間を見てみると・・・

津軽峠のバスの時刻表

 

一日2本しか停車してねえじゃん(恐怖)

 

おそらくは日本一運行本数が少ないバス停ではないのでしょうか?

と思ったら、1年に1回しか止まらないバス停もあるそうですね↓

1年1便片道のみ、運行本数が少なすぎる「京都バス95系統」 - デイリーポータルZ:@nifty

それでもなお、この1日2回は少なすぎる気がします。

津軽峠からの眺め

津軽峠からの眺め。

この景色の中に、かの名作漫画「流れ星銀」に登場する犬の聖地「二子峠」があるのだろうか・・・?

えっ?フィクションだって?別にロマンに浸ってもいいじゃない!

 

【14:40】(出発から2時間31分)

マザーツリー

津軽峠から歩いていける距離に名物「マザーツリー」があるとの事なので観光してみることに。

以下、マザーツリーのデータ(平成10年時)

胸高直径(※) 148cm
胸高幹周り 465cm
樹高 30m
樹齢 400年

(※)成人の胸の高さの位置における立木の直径。日本では地面から1.2ないし1.3メートルを採用

樹齢400年、つまり江戸幕府が出来た頃からこの大地をずっと見守っているまさに母なる樹なのである。

マザーツリーとツーショット

せっかく来たのでマザーツリーと記念ツーショット!

人体と比較してみると、その大きさがよりわかって頂けるかと思います。

そしてゴールへ・・・

【15:15】

shirakami-line-stage005-001

 

ゴオォォォぉるううぅ!

 

なんとか、オフロード終了地点であるアクアグリーンビレッジANMONにたどり着きました。

42kmのダート道を走破するのに掛かった時間は3時間6分

高速道路だと30分前後で通過できる距離を6倍もの時間が必要だった事実から、白神ラインのハードさがわかってもらえるかと思います。

あぁケツが痛てぇwww

スクーターもお疲れ様でした!

世界遺産地域入り口

上にも書いたように白神ラインは世界遺産地域内を通過しないが、ゴール地点「アクアグリーンビレッジANMON」はすぐ手前に世界遺産ゾーンが広がっている。

「世界遺産・白神山地」に踏み込んだ記念にパシャリ!

白神ライン・オンロード

ここからは白神ラインも普通のアスファルト舗装路に。

日本でもまれに見る悪路を出る喜びを噛み締めつつ、僕は弘前城へと進む・・・

アクセス

起点(B点):青森県西津軽郡深浦町大字岩崎
終点(A点):青森県弘前市大字親方町

総延長:85.9km(内、砂利道42km)

個人的評価

 

★★★★★

(Sランク・人生観が変わる)

 

以下評価理由。

・42kmにも及ぶダート区間が生み出す非日常感。

・野生動物との遭遇。

・手付かずの大自然を満喫出来る。

・山奥を走ることによる死をも覚悟させられるスリル。

・何より走破後の達成感。

これらによってSランクとさせて頂きました。

終わりに

以上が、白神ラインのレビュー記事となります。

非日常感を味わえるという意味では、本当に楽しい道路です。

砂利の悪路もそうですが、何より野生の熊と出会えるとは思いませんでした。

皆さんも青森を訪れた際に車体と運転技術に余裕があるのでしたら、ぜひこの青森県道28号線「白神ライン」を走行してみてください。

by.ひだりゅー

 

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