今や、すっかりと市民権を得た「パワースポット」。
この言葉を初めて使ったのは、スプーン曲げ少年として有名になった、日本を代表する超能力者の清田益章氏でした。
彼が1990年代に著者のなかで「大地のエネルギーを取り入れる場所」としてパワースポットを紹介しています。
さて、皆さんは日本三大パワースポットをご存知でしょうか?
日本の数あるパワースポットの中でもより大地のエネルギーを身体に取り込めるとされている場所であります。
まず1つ目が日本のシンボルこと世界遺産・富士山。
2つ目が日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っている、長野県の分杭峠(ぶんぐいとうげ)。
そして、3つ目が今回紹介する石川県にある能登半島最先端「聖域の岬」であります。
なぜパワースポットなの?
調べてみるとこんな理由だそうですね↓
ここには地球規模のサイクルで岬に集まる『大地の気流』と、南からの海流(対馬暖流)、北からの海流(リマン寒流)が波状的に集結して交わる“自然界のパワー”が集中する場所であり、世界的にも珍しい地形と言われています。
この聖域の珠洲岬は日本でも有数の、地球規模のサイクルで岬に集まる大地の気流と、南からの海流(暖流)、北からの海流(寒流)が波状的に集結する、日本でもまれな、ウルトラパワースポットである。
出典:日本三大パワースポット
古くは出雲の国の神話「国引き神話」にも登場した由緒あるパワースポットなんですって!
空中展望台「スカイバード」
珠洲岬が一望出来る展望台です。
高所恐怖症の人は行ったら最後、あまりの高さに盛大に脱糞してしまうでしょう。
崖から突き出た部分は9.5mもあるそうで、これは世界ベスト3なんだとか!
ランプの宿の敷地内にあるのですが、宿泊客以外も有料で楽しめます。
展望台入場料大人(中・高)500円 小人100円
展望台&洞窟割引チケット 大人(中・高)1500円 小人200円
フレームストーン・夢の扉
2014年、北陸新幹線開通に合わせ「日本三大芸術祭」開催予定のシンボルモニュメント。
このフレームから眺める景色は、714年日本書紀・古事記の「国引きの神話」に登場する場所で、古代と現代をつなぐ夢の扉と言われています。
よしが浦温泉・ランプの宿
約450年前から続く温泉宿。
年間1万3千人しか泊まれない全13室のお部屋には、年間40万人もの宿泊依頼があるそうです。
倍率約30倍やんけ・・・(絶句)
青の洞窟
ランプの宿の敷地内にある洞窟。
長らく船でしか行けない幻の場所だったそうですが、2年間の歳月と数億の経費を費やして横穴を掘り、とうとう洞窟まで到達したそうです。
トンネルが完成したの2014年。
残念ながら、僕が行った2013年時にはショートカットが未完成のため、未観光。
青の洞窟 大人(中・高)1200円 小人100円
展望台&洞窟割引チケット 大人(中・高)1500円 小人200円
その他パワースポット伝説
・聖域の岬付近で汲んだ水は100年経っても腐らない。
腐らない水としては現在、世界最高記録ではないかと考えられているんですって。
ちなみにこの水の価格は1億2000万円とも・・・飲んだら不老不死にでもなれそうw
・約500万年かかって出来たと言う驚異のパワーホールが15個存在する。
最初小さな石ころが溝に入り、それがやがて波に転がり約500万年かかって出来たそうです。
中には、秋に2m以上の大ダコがよく入る直径3mのパワーホールも存在するのだとか。
・日本最大の暖流、寒流の特殊合流海域ゾーンのため、日本最多の315種の海藻、藻類が生息している。
・日本海側で唯一日の出と日の入りを同じ場所で見ることが出来る。
・・・などなど、この聖域の岬こと「珠洲岬」は、パワースポットらしい特徴をいくつも持っています。
余談ですが、確認できる中でこの地のスピリチュアルパワーを最初に受けたとされる人物は、牛若丸こと「源義経」だそうです。
アクセス
所在地:石川県珠洲市三崎町寺家10(スカイバードのもの)
個人的評価
★★(Cランク:市町村クラスのちょっとした観光地)
以下、評価基準
・スカイバードの評価(青の洞窟、パワーホールは未観光のため除いた)
・日本三大パワースポット
・曇り空
終わりに
以上が日本三大パワースポット「聖域の岬」の観光レビューであります。
正直、趣味がパワースポット巡りでもない限りは物足りなさを感じるだろうと思った場所でした。
次回行く機会があれば、「ランプの宿」に泊まって、パワーホールの2mの大ダコと戯れたいですね(うっとり)
by.ひだりゅー