どうも、日本一周した旅人@ひだりゅー(@dakahi3776)です。
今回紹介する「奥野ダム(おくのだむ)」はジョギングやピクニックなどで伊東市民の憩いの場となっています。
目次
奥野ダム(松川湖)の歴史
奥野ダムは、死者・行方不明者が1,269名にも達した1958年(昭和33年)の狩野川台風の被害をきっかけとして、伊東大川の安全と伊東市民の水道水を確保するために整備されました。
1987年(昭和62年)、「伊東市制40周年記念事業」の一環で一般公募した際に最も多い得票を得た「松川湖」がダム湖名として選定されました。
名前の由来は、伊東大川が地元では一般的に「松川」と呼ばれていることから。
奥野ダムのマップと資料館
今回はポケモンGOの孵化作業も兼ねて、いざレッツゴー!
ダムの遊歩道は一周約4.8km。
健脚な方で、一周大体1時間ちょいと言ったところですね。
ダムの上から。今回のスタート地点であります。
写真右手に見える建物は、警報を出したり、いろいろな操作するための「ダム管理所」です。
駐車場はこの近くにあります。
非常用洪水吐き(ひじょうようこうずいばき)。
大きな洪水が来たときにダムの安全を守るための非常用の水路となっています。
途中の分かれ道を右に曲がった下り坂の先にある資料館。
奥野ダムの建設工事に関する資料や、ダムが建設される前の奥野地区の写真を展示しています。
資料館からさらに下ると湖畔に出ます。
このオレンジ色の浮きと網は「網場」と呼ばれ、山から流れてくる木やごみを受けとめるためのものです。
梅の広場と飛び石
松川の上流方向へ歩いていくと「梅の広場」へ
ここは2月になると梅が咲き始め、3月上旬まで楽します。
また松川上流に沿った遊歩道沿いにも、冬に咲く「河津桜」や4月が見頃の「ソメイヨシノ」などが植えられており、訪れる観光客を楽しみます。
「梅の広場」の横には松川を横断する「飛び石」が設置されています。
歩き疲れた時などは、ここを使えばショートカットも可能。
SoftBankだと、この辺りから上流方向に行くと電波が届かなくなります(2017年9月26日現在)
展望広場
「梅の広場」から飛び石を渡った先には、奥野ダムを対岸から一望出来る「展望広場」があります。
この辺には鹿が多いらしく、芝生の上を歩いていると鹿の糞がいくつも見受けられました。
広場から階段を登ると休憩用施設のログハウスが設置されています。
奥野ダムと松川湖周辺は現在、静岡県指定奥野ダム鳥獣保護区に指定されています。
これは完成後の事であり、ダム建設によって鳥類が繁殖したという珍しいケースであります。
このロッジで木々や鳥達を見ながら一休憩しましょう!
自然と対話している気分に浸れますよ。
奥野エコーブリッジを渡って、最後に奥野公園へ
展望広場から更に歩くと、大きな歩道橋が姿を現しました。
これは「奥野エコーブリッジ」。
斜張橋という吊る吊り橋の一種で、長さは100m。
名前は市民からの応募によって、奥野の山々にこだまするエコー(やまびこ)をイメージして付けられました。
この辺にも駐車場がありますので、車の方は覚えておいて損はないかと思います。
遊歩道を一周し、最後にダムを降った先にある「奥野公園」へ。
ここには植樹による迷路や木製遊具を設置してあります。
小さいお子さんがいる方はぜひ足を運んでみて下さい♪
奥野ダム(松川湖)へのアクセス
【所在地】
静岡県伊東市鎌田字横堀1296-205(管理事務所)
【バスで行く場合】
伊東駅で下車後、「荻」「かどの球場」「十足」方面行きのバスに乗車し、「城の平」のバス停留所で下車。そこから15分~20分程度歩くとダムに到着。
【伊東市街地から車で行く場合】
静岡県道12号伊東修善寺線に入り山間部へ進むと到着。
【伊豆スカイラインから車で行く場合】
冷川インターチェンジを下車、静岡県道12号と中伊豆バイパスを経由すると到着。
奥野ダム(松川湖)の個人的満足度
★★
(Cランク・ちょっとしたスポット)
非日常感 | ★★☆☆☆ |
自然 | ★★★☆☆ |
ウォーキング | ★★★☆☆ |
観光地というよりは、ウォーキングやジョギングで日常的に行きたい場所ですね。
鳥獣保護区ということもあり、バードウォッチングにもオススメですね。
ポケモンGOをプレイしに行く場合「梅の広場」より奥に行くと、SoftBankでは電波が入りませんので要注意。
また、周辺にポケストップが少ない関係上、野生ポケモンの湧きが少ないので、おこうを焚いていくのが良いでしょう。
by.日本一周の旅人@ひだりゅー
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