どうもひだりゅーです。
今回は、富士山東麓の御殿場市、小山町、裾野市にまたがる広大な「東富士演習場」の中をツーリングした時のレビュー記事となります。
では、どうぞ~
★観光した日→2016年1月5日
東富士演習場ってどんな場所?
静岡県の御殿場、裾野、小山の3市町にまたがる本州最大の演習場。
総面積約8,809ha(88.09km²)。これは東京ドーム約1884個分に匹敵する面積となります。
(御殿場市 6,139ha 小山町 1,711ha 裾野市 959ha)
↓濃い灰色の部分が東富士演習場
元々、この辺りは火山灰土のためあまり農業に適さず、大部分は周辺の村々の草刈などの入会地(村落共同体で共有した土地)として利用されてきました。
1912年(明治45年)大日本帝国陸軍が富士裾野演習場として正式に開設。
戦後にアメリカ軍に接収されましたが、1968年にアメリカ海兵隊のキャンプ富士地区(117.7ha)を除いて、日本政府に返還され、それ以降は富士駐屯地に所在する陸上自衛隊富士学校が管理しています。
バイクで走ってみた
上記が今回走ったルート。
広大な東富士演習場のほんの一部であります。
国道469号線。裾野市須山。北向きに撮影。
ススキの枯れ野原と富士山。
立入禁止の看板。
入会慣行があるため、演習のない日は入会権のある人は立ち入ることが可能となっています。
が、入会権の無い人による違法侵入、特に不発弾の持ち出しが問題になっているんですって。
そんな物を持ち出して、一体何をするんだろうか・・・?
立入禁止付近の看板付近にあった道。
戦車が通る道なのかも?
国道469号線。フジファーム付近から南向きで撮影したものです。
この上の写真の辺りからは、北海道の釧路湿原を思わせる様な物凄く広大な原野を望むことが出来ました。
国内最大級「富士総合火力演習」
陸上自衛隊では、東富士演習場で行われる国内最大の実弾演習「富士総合火力演習」を毎年8月末頃に一般公開しています。
観覧するには入場チケットが必要なのですが、2016年の演習では倍率28・6倍の14万7831件の応募があり、その人気が窺い知れます。
2016年は、隊員約2400人、戦車や装甲車約80両、大砲約60門、攻撃ヘリなど航空機約20機が参加し、約36トン(約3億9千万円分)の弾薬を使ったそうです。
陸自によると、この演習は隊員教育のほか、「陸自に対する国民の理解と信頼を深める」ことを目的にしているのだとか。
アクセス
個人的評価
★★★★
(Aランク・一流観光地)
以下評価理由
・本州では珍しい広大な原野を眺めることが出来る。
なお、「富士総合火力演習」は見学しておりませんので、評価には考慮しておりません。
終わりに
以上が、本州最大の陸上自衛隊の演習場「東富士演習場」のレビュー記事となります。
観光地というわけではありませんが、広々とした野原を眺めながらのドライブやツーリングはとても素晴らしいものとなることでしょう。
元自衛官として、いつか30倍近い倍率を突破して、「富士総合火力演習」を見学してみたいですなぁ~
by.ひだりゅー
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