どうも、ひだりゅーです。
世の中には男根を祀っていたり、行くのにも命がけの場所にある様な神社がございます。
さて今回紹介するのもまた一風変わった「富士六所浅間神社」。
ここはとある理由から「ドラえもん神社」と呼ばれ親しまれています。
★観光した日→2013年12月20日(日本一周中)
→2016年1月5日・夕方頃(静岡在住中)
※この記事は姉妹サイト「ひだりゅー通信局」に載せた
の記事の改稿版となります。
目次
概要
祀っている神様
ドラえもん神社は静岡県富士市にあります。
「オオヤマツミ」なる神様を祀っています。
彼は富士山の神様「コノハナサクヤビメ」のお父さんで、海と山を司る神様でもありました。
さてある時、彼は天皇の先祖「ニニギ」に「コノハナサクヤビメ」と「イワナガヒメ」の姉妹をセットで嫁に出しました。
が、ニニギは美人のサクヤビメだけを嫁とし、容姿が醜かったイワナガヒメを親元に返してしまいました。
それに怒ったオオヤマツミは元々超長命だったニニギが人間と同じ短命になるであろうと告げます。
オオヤマツミは、言うなれば天皇一族に寿命を与えた神様と言っても差し支えないでしょう。凄いぞお父さん!
誕生
神社そのものは「孝昭天皇2年」に富士山中腹に誕生しました。
これは西暦に換算すると紀元前474年となり、ドラえもん神社はなんと創立から2490年も経過していることになります。
その後、噴火のため西暦785年、今から約1200年前に現在の富士市に遷座しました。
ドラえもん神社は祀っている神様もその歴史も結構ビッグなのです。
いざドラえもん神社へ(2016/01/05.ver)
まずは鳥居へ
時は2016年1月5日、バイクでドラえもん神社へ。
到着しました。入口からはあまり21世紀臭がしませんね。
至って普通の神社に見えます。
鳥居を潜って右手を見ると「明治天皇」と明治製紙の「田村由作」の石像が並んで立っていました。
これもどこにでもあるような普通の像です。
さて、不思議な石像探しも良いですが神社の礼法に乗っ取り、先に本殿に参拝することにします。
新築されたピカピカの本殿
美しい・・・
マジで美しいです!
僕も日本各地の色んな神社、寺を見て回りましたが、これほどピッカピカで綺麗なモノは初めてです。
(金閣寺・・・?お坊さんに燃やされた寺なんて知りませんね。)
左斜めから見た図。
お賽銭の辺り。
日本の宮大工ってマジで凄いんですね。
「この技術はぜひ後世に残していくべきだ」
と、この滑らかな柱と階段を見ながら僕は思いました(小並感)
奇妙なドラえもん像
参拝も済んだことですので、いざ不思議な石像たちとの対面です
まずは、
ドラえもん本人です。
テレビ朝日の入口前に飾ってあってもさほど違和感はないでしょう。
問題はここからです・・・
のび太らしき何かとしずかちゃんらしき物体が並んでいました。
念のため比較してみます。
のび太↓
髪型がオールバックになってますね。ってか、のび太くん老けた?
あと、よく見ると目が四つもあります。キモい。
次はしずかちゃん↓
顔が全然違う(憤怒)
ってか、個人的には最近のしずかちゃんめっちゃ可愛くなっていることの方が驚きました。
続いては、
イケメンなスネ夫です。
一見普通の石像なのですが、横から覗くと
不思議ヘアーを3Dで再現しています。
あのツンツン頭はこうなっていたのね・・・
ドラえもん主役グループの最後の一人「ジャイアン」こと剛田武パイセンは、
出店の裏で一人たたずんでいました。
その姿はムクな少年が物陰に隠れて、大人達のピンク色な情事を目撃しているようにも見えます。
ジャイアン「かっ、かあちゃん・・・!?」
次回、「ジャイアン、大人の階段を登る!?」
乞うご期待!!
そして、主役5人の他に
ドラミちゃんも居ました。
なんか耳が人を刺殺出来そうなくらいトンがってます。
こりゃ、21世紀の殺人ロボット爆誕ですわ。
あと、目をもの凄く見開いています。
このドラミちゃんならきっと天敵のゴキブリもこの不気味な表情で捕食してしまうに違いありません。
おぉ、こわいこわい・・・
まさかのあのキャラクターも参戦!?
境内を散策すると、今度は
ドラえもんの天敵たる電気ネズミ、ピカチュウが居ました。
ドラえもんサイドもよく共演を許可しましたね。
流石はアニメ放送から40年の大御所番組!
その懐の広さが伺えます。
なお、このピカチュウも全然似てないというか、ブサイクな模様。
なぜ石像を設置したのか?
さて、なぜ富士六所浅間神社がドラえもんの石像を置いたかという理由を調べてみると驚愕の事実を発見しました。
どうしてなのかに宮司お聞きすると「特に意味は無い」とあっさりと言われました。
これには大草原不可避と言わざるを得ません。
ブロガーのモンステラさんが帰宅してネットで調べたところ、
「この神社は七五三の参拝者が多いため、子供に親しみを持ってもらう為」
設置をしたとのこと。
この目論見は上手くいったのかはわかりませんが、少なくとも大人の僕は一定以上の親しみを持ちました。
アクセス
所在地:静岡県富士市浅間本町5−1
個人的評価
2013年12月
★★(Cランク・ちょっとしたスポット)
2016年01月
★★★★(Aランク・都道府県クラス)
時期によって評価が変わったのは本殿の影響が強いです。
正直、石像群よりも綺麗な本殿の方が感動しますw
何はともあれ、もし近くを寄った時には、ぜひドラえもん神社を参拝してくださいね!
by.ひだりゅー