「ここは空飛ぶ島だったのでは?」
本州最大規模の風車群がある青山高原に訪れた際、思わず僕はそんな錯覚をしてしまいました。
★観光した日
2013年4月19日(日本一周旅行中)
青山高原の概要
青山高原は、三重県伊賀市東部から三重県津市西部の南北約10kmにわたって広がる標高700〜800mの高原です。
四季折々の草木や冬期の樹氷など、四季の移ろいを年中楽しめるぞ!
最大の特徴として高原全体に風車が32基建てられており、これは風力発電施設としては本州最大規模を誇ります。
青山高原道路の概要
正式名称は「三重県道512号青山高原公園線」。
1975年(昭和50年)6月1日には、約11kmの区間が「青山高原有料道路(青山高原パークライン)」として有料でした。(普通自動車300円)
当初は25年間(~2000年まで)通行料金の徴収が行われる予定だったそうですが、交通量が思うように伸びず赤字が累積し、1984年(昭和59年)4月より無料開放されました。
実際に走ってみた
というわけで、今回は国道23号線を津市まで南下した後、国道163号線に入り西進するルートで行ってみました。
写真は津市美里町足坂周辺で撮影したもの。
ここから青山高原の三角点までの直線距離をGoogle mapのマイプレイスで図ってみると11kmでした。
結構離れている割には風車の形がクッキリ見えるのは、それだけ大きいということなのだろう。
オラ、ワクワクしてきたぞwww
そして県道512号線(青山高原道路)に入ったのですが・・・
道路工事で通行止めとのこと。ファック(憤怒)
青山高原に行くためには、県道512号(南下)→県道28号(南下)→国道165線(西進)→県道512号(北上)という面倒な時計回りの迂回路を取らなければなりません。
工事がなければ、512号線で一本で行けたのに・・・仕方ないね。
というわけで、紆余曲折を経て青山高原三角点へ(標高756m)。
ここからの景色そのものも綺麗なのですが、それよりも道中に打ち捨てられた廃墟群の不気味さが印象的でした。
三角点から東側を望むと、眼下には伊勢平野に点在する三重県中勢地域の町並みが広がっており、伊勢湾を挟んだ先に愛知県の2つの半島を見ることが出来ます。
気候条件が良ければ富士山の頂を視認することも出来るんだとか。
風車群をバックに記念撮影。
自分の技量不足でいい写真が撮れませんでしたが、青山高原の多くの風力発電機の風車が並ぶ景観は、まるで「ここが空飛ぶ島だったのでは?」と錯覚してしまうくらい幻想的でした。
なお、夫婦岩の記事(↓下記参照)でも書いたのですが、この日はかなりの強風。
ここ青山高原は市街地と比較にならないぐらいの暴風が吹き荒れており、写真撮影も困難な程。
まあ、その分いつもよりも多くの電気を造り出せたハズであろうから、良しとします。
アクセス
所在地:三重県伊賀市東部から三重県津市西部
個人的評価
★★★★
(Aランク・一流観光地)
以下評価理由
・まるで空浮かぶ島と見間違えるような幻想的な風景
・本州最大規模の風力発電機群
・走りやすいドライブウェイ
・三角点からの景色
・レジャー施設の少なさ
・アクセス難
によって、Aランクとさせて頂きました。
終わりに
以上が、三重県の青山高原の観光レビュー記事となります。
通行止めの関係であまり走れませんでしたが、それでもなおたくさんの白い風車が回る景観は圧巻です。
都市部からだとアクセスしにくい場所にありますが、それもまた一興!
三重県を観光する機会があればぜひ行ってみてください!
by.ひだりゅー
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